あしたはhahaびより

不器用、ネガティブ、人見知り。ど田舎に嫁ぎボロ屋に人間関係に貧乏暮らしにストレスだらけ! 楽しいこと、辛いこと、マイペースに綴っています。

性別が男の子でショック!女の子がほしかった。現実を受け入れられないまま出産した私のその後

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こんにちは haha です。

 

妊娠がわかって幸せいっぱいの後、やっぱり次に気になるのがお腹の赤ちゃんの性別ではないでしょうか。「男の子でも女の子でも構わない。とにかく無事に生まれてきてね」と思いながらも心のどこかで「男の子だったらいいな」「女の子だったらいいな」という希望はあったりします。

 

私もそうでした。アラフォーで高齢出産と言われる年齢でしたが、上の子に姉弟を!と妊活を経てようやく妊娠したものの、流産。悲しみから立ち直れず毎日毎日泣いていました。なので私を励ますようにまたお腹に来てくれた赤ちゃんが愛おしくて仕方ありませんでした。

 

無事で生まれてきてくれたらそれだけでいい!と思いつつ、妊娠がわかると、上の子が女の子なので「女の子だったら、こんな名前で~おそろいの服を着せて~大人になったら一緒に嵐のライヴに行って~一緒にお菓子作りもして~あれもこれも~♫って頭の中は私は女の子を出産するに違いないというイメージでいっぱいになっていました。

 

けれど妊娠5か月のとき、性別判明はまだまだだと思っていたのに、突然病院の先生に言われた「男の子だね!これは間違いない!」の言葉。それに対してショックで何も言い返せない私がいました。

 

もし男の子でも我が子に変わりない。「そっか、男の子か~!」って気持ちを切り替えられるはず!そのはずが実際は男の子と判明した途端、頭は真っ白、何も考えられないほどのショックで病院の帰り道、ボロボロと涙が溢れていました。

 

今日はお腹の赤ちゃんが男の子ということを受け入れられないまま出産した私の、出産までの葛藤と今の気持ちを書いてみようと思います。

 

  目次

 

 

私には男の子を育てられない!男の子を産むのが不安だった理由

私が赤ちゃんの性別が男の子でショックを受けたのは「女の子がほしかったのに!」という気持ちと同じくらい「私には男の子を育てられない!」「男の子の育て方なんてわからない!」という男の子を育てることに対しての不安がとにかく大きかったからなんです。その理由は

 

・兄が不良で両親を泣かせてばかりいた為、男の子はぐれる!と思い込んでいた

 

・男の子を育てる友達や近所の人からも「男の子は大変だよ!弱くてすぐ病気になるし、大きくなれば動き回って言うこと聞かないし体力ないとこなせないよ!」と言われていて、ネガティブで体力もない私には無理だと思っていた。(男の子のチャンバラごっこや体を張った遊びに対応する自信がなかった)

 

・私自身が子供の頃から男の子にからかわれたり、容姿でバカにされていて極度の男嫌いだった。

 

 などです。特に私の兄の場合は、両親も厳しく育てていたわけでもないし、甘やかしていたわけでもない、貧乏で不自由な生活をさせていたわけでもありません。祖父母だって私も含め兄にも本当に優しくてかった、そんな環境で育ててもらっても兄は親を悩ませる超不良になったのです。だから私は「いくら愛情持って育てたって男の子は必ず思春期になれば不良になるんだ!」と、勝手に決めつけてかなり不安になっていました。

 

お腹の子供を愛せない私は最低な母親…誰にも言えず苦しい

あんなに欲しかった子供を授かったのに性別が男の子とわかった途端、お腹の子供に対して全く愛情が持てなくなりました。赤ちゃんのためにって飲んでいたサプリも飲まなくなる、名前なんてパパ任せ、出かけるたびに見ていた赤ちゃん用品コーナーも行かなくなり、3姉妹を連れている家族を見ては泣き、新聞のうぶごえ欄の女の子の名前が目に入ってきては泣きました。

 

 お腹が大きくなってくると周りから必ず聞かれる「性別はどっちなの?」の質問に「男の子です」と答えるのすら辛くて、外出するのも憂鬱でした。お腹も明らかに尖っていたからか、スーパーで知らない人にも「これは間違いなく男の子でしょー?」なんて言われて、泣きそうになってばかりいました。

 

そして夜になると布団の中で「やっと授かった赤ちゃんを愛せないなんて私は最低な母親だ、こんな私の子供として産まれてくるこの子が可愛そう」と毎日自分を責めて泣きました。

 

子供を授かれただけでも充分幸せなことなのに、それはわかっているのに、実際の自分は性別が男の子だからってショックを受けている最低な母親。こんなことは誰にも言えず本当に苦しかったです。

 

男の子を出産することを受け入れられないまま出産。その時の気持ち

結局男の子のママになる現実を受け入れられないまま出産しました。本当に出産するその瞬間、陣痛の間も「無事に生まれてきて」という思う反面「ああ、ついに男の子を産んでしまう。」という怖さと不安が頭の中にありました。

 

ですが私のお腹に乗せられた大きい赤ちゃんを見たとたん大号泣!!

 

それは「ついに男の子を産んでしまった」という悲しみではなく、本当にこんなママでごめんなさいの気持ち、私のところにうまれてきてくれてありがとうの気持ち、上の子を産んだ時とは違う、もうとにかく言葉ではうまく表せないものすごい感情でした。一瞬でこんなに気持ちが変わるものかとびっくりしました。

 

私のお腹の中はきっと最悪な胎教で、居心地が悪かっただろうにそんなお腹の中でも元気に育ってくれて、そして頑張って生まれてきてくれた赤ちゃんが愛おしくてかわいくて仕方なかったです!

 

男の子なのがショックで不安になっているママへ

今、お腹の赤ちゃんの性別が男の子と判明して不安になったり、自分を責めているママは「男の子だからショックだなんてお腹の赤ちゃんがかわいそう」と頭ではわかっているのにやっぱり女の子がよかった、と男の子を産むことが受け入れられないんだと思うんです。とても辛いですよね。

 

「自分の産んだ子供なんだから産まれたら男の子でも可愛いと思えるはずだよ。」といくら周りから言われたって、きっと男の子を産むことへの不安な気持ち、女の子がよかったという気持ちも消えないと思います。

 

正直私は今でも3姉妹、4姉妹を見かけたり、芸能人が女の子を出産と聞くだけで「うらやましい」と思います。私も女の子を産みたかったとも思います。

 

こんなこと言ったら男の子を産むことに不安になっているママさん達をさらに不安にさせてしまいますね!ごめんなさい!私は上に女の子がいますが、それでもやっぱり女の子が産みたいというこの気持ちは、たぶんまた女の子を産むまで消えないと思うんです。

 

ですが!!!

 

「生まれてきてくれたこの子が女の子ならよかったのに」とは全く思いません!!

 

この子はこの子!この子は男の子!

やっぱり我が子はとんでもなくかわいい!

 これだけは言い切れます。

 

私は、お腹の赤ちゃん性別が男の子だと判明してショックで不安な気持ちも、我が子なのに男の子だからって愛せない最低な自分を責める気持ちも、いくら誰に何と言われようと出産まで消えませんでした。

 

そして男の子を出産した今でもやっぱり「女の子出産」という言葉には敏感になってしまう自分がいます。

 

けど先ほども書いたように、この子は男の子で、そして私が産んだかわいいかわいい赤ちゃん。それに変わりはないんですよね。もしこの子に会えなかったら…なんて絶対に考えられません!どうやってマザコンに育てようかと企んでいます笑

 

 きっとこれを読んでくれているママたちの男の子出産への不安な気持ちは、すぐには消えないと思います。当時の私と同じように。

 

だから今は不安でいいと思うし、男の子だとわかってショックを受けている自分を責めるのも仕方ない。女の子を出産したママに「うらやましい」って言ったっていいと思います。きっと大丈夫!あんなにお腹の男の子を愛せずひどいことばかり思っていた最低な私でもそう思えているんだから。

 

男の子育児が始まった今の気持ち 

偉そうなアドバイスをしてしまった私も、男の子の子育てが始まってまだ4か月。高齢出産のせいもあるのか、巨大な我が子に腰も腕もやられ、さらにこれから来るであろう病気や、夜泣き、イヤイヤ期に反抗期…考え始めるとやはり不安にならずにいられない時もあります。

 

でもすやすや眠る我が子の寝顔をみて幸せいっぱいになれる気持ちは男の子でも女の子でも変わらない。そして男の子を育てるのは大変かもしれないけど、男の子のママになれた人しか味わえない幸せがきっとあるはずです。

 

一緒に男の子育児頑張りましょう!