あしたはhahaびより

不器用、ネガティブ、人見知り。ど田舎に嫁ぎボロ屋に人間関係に貧乏暮らしにストレスだらけ! 楽しいこと、辛いこと、マイペースに綴っています。

なんでうちの子だけ!?思い通りにならない子供がかわいくない!いつもイライラしていた私の心を軽くしてくれた友人の言葉

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こんにちは haha です

 

私の夢は「赤ちゃんを産んでママになること」でした。

「結婚したい」「彼氏がほしい」ではなく「ママになりたい」だったのです。

 

むしろ極度の男性嫌いだったので、旦那はいらない!赤ちゃんがいればそれで充分!と思っていたほどでした。

 

婚活、妊活を経て、念願だったママになれた私ですが、生まれてきた我が子をかわいいと思えたのは病院にいた約1週間で退院してからは本当に辛さしかありませんでした。

 

もちろんたまに「かわいい」と思えることはあります。でも「かわいくない」「どうして私の子供だけ他の子と違うの?」という辛さの方が大きかったです。

 

頭の中は「なんで?」「なんで?」の?マークであふれ、思い通りにならない子供にいつもイライラしていました。

 

それが友人の子育てに対しての思いを聞いて、なくなりました。なくなったというか、今まで毎日毎日、子供に対してイライラしていた自分が恥ずかしくなりました。

 

今、自分の子供をかわいいと思えず悩んでいるママさんの気持ちが少しでも軽くなればと思い、当時の心境を書いてみようと思います。 

 

 目次

 

思い描いていた子育てと違う!

 

赤ちゃんは飲んでも泣くし、寝ない!

赤ちゃんはおっぱいを飲んでは寝て、のくり返しだと思っていた私。実際私の友人の子供も、姪っ子もみんなそうでした。赤ちゃん=飲んで寝る

 

ですが私の赤ちゃんの場合はおっぱいをあげても、オムツを替えても、抱っこしても、とにかく泣く!どうしていいのかわからず私も一緒になって泣く毎日でした。

 

一日中寝ないで泣くこともしょっちゅうで、小児科も受診しました。しかし結果は「赤ちゃんは泣くもの」と言われ終了。病気じゃなくてよかったと安心したものの、なんでうちの子だけ泣くんだ!というイライラはさらに大きくなりました。

 

ママが一番じゃない

子供はママが大好きでママから離れず、どこへ行くにもついてきて甘えん坊。ママに抱きしめられるのが大好き。

 

いつも手をつなぎたがったり、抱っこを求められるのに、あこがれていました。

 

それも私の子供は全く違いました。私に甘えて抱き着いてくることもない、私がいなくても平気。怒られても泣きもせずふてくされてにらんでくるような本当に本当にかわいくない子供でした。

 

3歳児健診に行って周りの子供たちはちゃんとママの膝のうえに座っているのに私の子供は全くいうことを聞かず、自由に走り回る。とにかく言うことを聞かない、じっとしていられない子供で「なんでうちの子はできないの?」と悩み、イライラしていました。(この後私の子供は発達障害ADHDだと判りました)

 

 友人の子育てする姿に衝撃を受けた日

私の子供はどこへ行っても勝手に走りまわっていなくなるので、外出するのが憂鬱で保育園の送り迎え以外は、ほぼ家で引きこもるようになっていました。

 

魔の2歳児を過ぎ、悪魔の3歳児となり、私の子供への「かわいくない」思いは大きくなるばかりで、育児を楽しもうなんていう気力はなくなっていました。

 

そんな時、友人が二人目を出産。予定日より2ヶ月以上早い出産だったため赤ちゃんはだいぶ長い間入院していて、退院の知らせを聞きほっとしていました。

 

「子供連れて見においでー!」と言ってくれたので久しぶりに子供と一緒に出掛けました。

 

私と全く性格が逆で、とにかくポジティブ、前向きで明るい友人。思い通りにならない子育てにイライラしていることを相談しようかな、という気持ちもありました。

 

ですが友人の赤ちゃんを見た時、一瞬言葉が詰まってしまいました。

 

そこには喉に機械をつけた赤ちゃんがいました。

 

友人の子供には障害があったのです。

 

「親孝行」とは

私の言葉より先に

「びっくりしたろー?こっから(首から)上、全部悪いんさー!あはははー!!」

笑いながら話す友人。上の子の世話をしながら、手際よく機械で赤ちゃんの痰を吸う。すべて笑いながらこなしていたんです。

 

そして、私にこう言いました。

 

「親孝行ってさ、生まれた時点で終了だよね」

 

「子供は妊娠中に幸せをたくさんくれて、出産という体験もさせてくれる。

だから生まれた後は親が恩返しするつもりで育てなきゃなんだと思う。」と。

 

それを聞いて、私の夢が何だったのかを思い出しました。

 

「ママになること」

 

その夢を叶えてくれたのはこの子だということ。それなのに、自分の思い通りに育ってくれない子供にいつもイライラしてかわいいと思えなかった事が恥ずかしくなり、子供に申し訳ない気持ちで涙が溢れてきました。

 

我が子だって立派な一人の人間

私はママになる夢が大きかっただけではなく、自分の子供に対しても勝手に大きな理想を作りあげ、その思い描いていた子供に育たないことにイライラしていたんです。

 

自分が子供を育てているんじゃない。この子が頑張って育っているんだ。親はその成長を間違った方向に行かない程度に微調整してやるくらいでいいんだと思ったら、気持ちが楽になりました。

 

けど今だって、言うことを聞かない、手に負えない子供にイライラすることなんて日常茶飯事です!おとなしくママのそばを離れないお子さんを見てはうらやましくもなります。

 

そのイライラで押しつぶされそうになったとき、思い出すようにしています。

 

「子育ては頑張って生まれてきてくれた我が子への恩返し」

 

生まれてきてくれてありがとう。